Res. Hongodai

Residence
Yokohama, Kanagawa
2025

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鎌倉との境に建つ、見晴らしの良い100世帯程の集合住宅。2017年に施工したY邸と同じフロアのご近所さんからのご依頼で、馴染みのある物件。相変わらず風通しが良い。

スケルトンまで解体したのち作り始めてほしいとのご希望から、既存部は水周り、和室も間仕切りも全て撤去。床下の不要な既存配管の撤去も出来たし、エントランスからフロアレベルも見直すことができた。住宅の場合は特に、ぼくらの解体はかなり丁寧に進行するので、夕方見にいらしたお施主様は驚くと共に安心されたご様子だった。

施工前の状態では未整備だった北側居室のルームエアコンも、配管を壁内で南側テラスまで延ばすことで実現できた。冷媒管は案外太く、また排水の経路もある。美しくまとめるのは案外難しいのだ。電灯やコンセント・LAN配線も現代の仕様に合わせて見直した。自宅で仕事をする機会が増えた昨今は電気的な改修箇所が結構あるのだ。驚くべきことに、UB内部のリモコンも既存では未装備だったが、今回の工事でキッチンからのオンオフ操作が可能になった。そんな”出来て当たり前”という感触のことでも、部分改修では意外と出来ないと断るところもあるらしい。ふむ? ぼくらの仕事を、格好ばかりを優先させると勘違いなさる方もいらっしゃるらしいが、実際は全く異なる、と申し上げたい。機能をとにかく優先させ、形態はそれに従うのが流儀なのだ。

お施主様のご希望でキッチンはクリナップを選定。ステンレスキッチンといえばクリナップ一強と言われるが、玄人的に見ると排水の設計も素敵。SUSの質感にご納得されてのことなんだけど、ぼくの特注SUSトップ・シンクもOEM製作の工場は同じなのだ。今回は背面のキッチンカウンターや吊戸棚をぼくは紅松で製作した。

所在地 神奈川県横浜市
工事種別 設計、解体工事、軽量鉄骨工事、木造作工事、木製建具工事、什器工事、キッチン工事、給排水衛生設備工事、UB工事、塗装工事、表装工事、タイル工事、左官工事、空調設備工事、電気工事、照明器具工事、ガス工事、金物工事、アルミサッシュ工事
床面積 61.5㎡
主要仕上材 壁1:LGS+PB + AEP、
壁2:躯体+タイル,クロス
天井:躯体+クロス
床:置き床 +ラーチ合板+オークフローリング