Studio Line について

スタジオラインはアトリエで生み出されるコレクションラインのことを指しています。
2011年、沢山の道具や材料を持ち運ぶワークスタイルを基に、ツールバッグの製作を始めます。
東京の職人に革製バッグを製作してもらうようになって6年程経った頃のことでした。

自分の手で作りあげることを基本理念の中に明確に据えていた西條は、芽生えたヴィジョンを彫塑のように作り上げて行く過程そのものを、自分たちの手で行うべきだと感じていたのです。
服飾キャリアを持つ妻と高級メゾンの縫製を担っていた叔母との3人は、自分達が本当に使いたいものを作りたい思いで経糸と緯糸の世界に入って行きましたが、それはとてもエキサイティングなものでした。

生みだすものはハンドクラフトと大量生産品の間に存在する「誂製品」。
特別な製法で織られた生機は、ハンドカットと縫製でひとつひとつ仕立てられます。
私たちを導く素材に惹きつけられながら、見失いたくないものの底流を提案する作業は、とても刺激的です。